E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

三原・福山 ラ・ツアー

Tさん、Kさん夫妻とご一緒して、三原・福山へラーメン・ツアーに行ってきました。

一軒目は三原にある「塩そばまえだ」。実はKさん、Tさんはここは初めてとのこと、意外ですね。開店前に着いてシャッターする予定だったのですが、途中の道路状況で少し遅れてしまい、開店後に到着しました。店内は既に満席ですが店外の待ち行列はなし、直ぐに入店できたのはラッキーでしたね。

皆さんは初訪なので基本の"塩そば"、"梅塩そば"など。これはTさんが注文した"塩そば"+チャーシュー・煮玉子トッピングです。いつもながら綺麗な澄んだスープです。

スープの素材は、いりこ、昆布、かつお節、干し椎茸。開店当初はトンコツ、鶏がらも使っておられたと記憶しますが、現在は動物系の素材は使われてないようです。日々工夫して進化しているので、注意して見ていないといけませんね。

私は期間限定の"やさいの塩そば"にしました。冷たい麺とスープ、具として三原市久井にある梶谷農園産のスプラウトや食用花、その下には長芋とオクラの細切り、チャーシューの乱切りがのってます。見た目にも鮮やかな一品です。

「まえだ」のスープは冷やすと更に旨味が細かく味わえるように感じます。冷たい麺とスープで、今の季節の蒸し暑さをはらう素晴らしい一杯でした。

やはりここのラーメンは美味いです。いま広島県下で、わざわざラーメンを食べるためだけに一日掛けて来る価値があるのは、この店だけではないかな。

塩そばまえだ 広島県三原市宮浦3-17-8


さて、次の目的地は福山。そこに向かう途中、尾道「朱華園」の様子を見に立ち寄りました。
この日は休業前の最終営業日、凄い行列だろうと思ったのですが、、12:00頃に車で前を通ると、行列は意外と少なくて50人くらい。このところ連日100人-200人と聞いていたのでちょっと拍子抜けです。皆さん最終日は大行列と予想して敬遠したのかな。

このくらいの行列なら30分くらい並べば食べられそうだったのですが、この後行く福山の店の昼営業に間に合わないといけないので諦めて、店の外でお別れをしました。

"尾道ラーメン"も全国区の知名度になって、随分と店の数が増えました。しかし、私の中では"尾道ラーメン"といえば「朱華園」、その店がなくなるのは残念です。ただ、中途半端な形での復活ならして欲しくないし、むしろ良い思い出の中に留めておきたいですね。

朱華園 広島県尾道市十四日元町4-12


この日の2軒目は、福山にある中国料理「蓮華」です。
この店は最近とみに評価が高くて、一度訪れてみたかったです。店内は抑えた照明、中華料理店らしくない洒落た雰囲気で、料理はヌーベルシノワに分類されるようです。

ランチメニューの麺類を選びます。いま冷麺を曜日替りで提供されていて、この日は"麻醤涼麺"(胡麻味噌味)で 、Tさんが注文。よく見るとこれは麺ではなくて太めの春雨です。Kさん夫妻は"担々麺"と"酸辣拌麺"、いずれも汁なしですが、拌麺は"まぜそば"のことですね。私は「まえだ」で冷たい麺だったので、温かい"牛肉麺"を注文しました。

"牛肉麺”は予想外の物が出てきました。具は牛スジ肉、ホウレンソウ、青ネギ、パクチー。スジ肉からと思われる脂が浮いて、塩と醤油のシンプルな味付けです。中華というよりベトナム料理かタイ料理という感じ。私は牛ばら肉をオイスターソース&八角で煮込んだようなものを想像していたので、ちょっと拍子抜けでした。

今回は一品を食べただけなので、味の評価は出来ないですが、他の店とは違うご主人の創意は感じられます。中華料理というジャンルを越えた美味しい料理もありそうなので、またいつか再訪したいと思います。

蓮華 広島県福山市霞町1-5-6


その後は、道の駅や東広島にあるパン屋「ジョルジュ」などを回って広島へ帰りました。今日は楽しかったなあ。皆さんありがとうございました。