E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

令和の東京遊覧(その1)

2泊3日で東京に行ってきました。去年も丁度この時期に東京を訪れてますね。気候も良いし、GWが終わって少し落ち着いたこの時期は旅行には良いです。

5月1日に新天皇が即位して令和の時代が始まりました。令和最初の東京ということで、まずは皇居へ。東京駅の丸の内口を出て、丸の内のビル街を眺めながら二重橋前まで歩きます。久しぶりですが、一昔前だと二重橋前にいるのは田舎から来た御上りさんと決まっていたけれど、今はほとんど外人ばかり、随分と様変わりですね。

せっかくなので、お堀端を歩いて本丸の方へも行ってみます。

皇居東御苑はかっての江戸城本丸になりますが、一般に開放されています。本丸御殿跡は想像よりも狭い広さで、松の廊下跡の標識などがあります。大奥の隅に天守台が残っていますが、やはりこれは日本で一番大きいですね。江戸城の天守閣は3回建替えられていますが、明暦大火の後は再建されていないので、江戸城に天守閣があったのは最初の50年程ですが。

皇居の中は昆虫や鳥なども多く生息していて、ビル街に囲まれた都心のオアシスという感じですね。この日は快晴で日陰も少なかったので、汗だくになりました。


皇居周辺を散策した後は、地下鉄で「国会議事堂前」まで移動。首相官邸の横の坂道を登って国会議事堂へと向かいます。東京は意外と高低差があって坂道が多いですね。汗をかきながら坂を登りますが、随所に警官が立っているので鬱っとおしいです。

何故ここに来たかというと、国会議事堂は予約なしで見学ができると聞いたからです。
私達が見学したのは衆議院のほうですが、所定の見学時間の前に受付所に行き、その場で申込書を書けば見学することができました。見学の所要時間は約1時間で、衛視さんの案内で定められたコースを回ります。私達の回の見学グループは30人ほどでした。

衆議院本会議場、ここは写真撮影可とのこと。TVの国会中継では見慣れている場所ですが、実際に見ると随分と重厚な造り、しかし思っていたより狭いですね。

見学者は傍聴席に座って、国会議事堂についてのガイドアナウンスを聴きます。

その後は、天皇の御休所や、議事堂の中央広間など(撮影は不可)を見学して退出しました。

いや~中々面白かったです。議事堂見学は無料で事前予約も不要ですから、東京観光の穴場ですね。国民の権利でもありますから、興味のある人にはお薦めです。


この日はよく歩きました。東京は地下鉄の乗り換えだけで随分と歩くし、皇居や永田町の周辺は歩くしかない個所が結構ありました。すっかり汗まみれになったので、この日の泊り新橋のホテルに戻ってシャワーを浴びて一休み。晩飯は近くの飲み屋街に出掛けました。


新橋は御存じの通り「サラリーマンの聖地」ですが、日曜日だったので休みの店が多いです。しかし、ネットで調べると、運よくこの店が開いていました。

「ヒノマル食堂」、いい雰囲気ですね。まずは焼き鳥を何種類か頼みましたが、どれも肉質が良くて驚くほど美味いです。ビールはサッポロの赤星、この店は大当りだなあ。

さらに"石焼きホルモン"が良かった~。熱々の土鍋に旨辛のタレが香ばしくて最高です。

ビールの次はホッピーです。ホッピーは焼酎だけホッピーだけという形でお代わりができて、焼酎のことを中(なか)、ホッピーのことを外(そと)と言います。このあたりは広島にはない酒の文化ですね。私は外一本で中2杯くらいがちょうど良い感じです。

今宵は良い感じで酔っぱらって、酒も肴も美味くて大満足。いまは昔、私自身が東京でサラリーマンをやっていた頃を思い出しました。

ヒノマル食堂 新橋総本店 東京都港区新橋4-18-4

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