今日は呉にやって来たので、昼飯はこちらへ。呉名物の「細うどん」の老舗です。
細うどんの発祥についてははっきりしませんが、戦前呉に海軍工廠があり、大勢の職工に手早く食事を出すため、ゆで時間の短い細うどんが一般化したという説が有力みたいですね。
朝7:30から15:00までの営業、当然ながら朝食にうどんを食べるお客さんも多いのでしょう。
品書きはこんな感じ。TVなどでも紹介されるので、色紙もたくさん飾られています。
これが基本の"うどん"で450円です。この店では握りこぶし大のコロッケ(120円)も名物なのですが、お昼の遅い時間だったので売り切れていて残念。
うどんの太さは3~4mmで汁はたっぷり。具はとろろ昆布、油揚げの細切れ、ネギ。滑らかな細うどんにイリコだしのきいた汁が美味いですわ。
注文するとすぐに出てくるので、素早くさっと食べる。これが細うどんの流儀ですね。
最近は呉にも讃岐うどんの店はあるし、必ずしも細うどんが一押しで支持されているとは感じないのだけれど、やはり呉の名物ですからね、これからも守っていって欲しいと思います。
一心 呉市西中央5-1-12