E級日記

もんがーのE級的生活の記録です

奥出雲散策

吾妻山の休暇村を出て、この日は奥出雲を散策しました。
まずやって来たのは、名勝・天然記念物の「鬼の舌震」。ここは斐伊川の支流大馬木川の渓流で、長年にわたり花崗岩が浸食されて見事な景観を形作った狭谷です。

高さ45m・長さ160mの「恋吊橋」、なぜ「恋」なのかは「鬼の舌震」の名前の由来に関係があります。渓谷沿いにバリアフリーの遊歩道が完備されていて、快適な散策コースですね。

マイナスイオンたっぷり。綺麗な水の流れ、木漏れ陽の中で森林浴、よい気持ちです。

「鬼の舌震」の名前の由来ですが、かつてこの地には玉日姫という美しい女神が住んでいて、その女神をワニ(サメ)が慕い、夜な夜な通ってきたのですが、それを嫌った女神は巨岩で川を堰き止めてしまいました。その後、ワニは一層激しく姫を恋い慕い、「ワニが慕った」が転じて「鬼の舌震」という名前になったとのこと。かなり苦しい転じ方ですが、、


木次線の出雲三成駅の駅舎。JR木次線は日本でも3箇所しかない三段式スイッチバックがある路線で、行楽シーズンにはトロッコ列車「奥出雲おろち号」が運転されています。

駅舎の中に奥出雲町観光案内所があったのでちょっと立ち寄り、隣の特産品売場で奥出雲の土産にと「仁多米」の新米を買い求めました。


■奥出雲 新そば祭り
吾妻山から奥出雲町を回って帰ることにしたのは、出雲蕎麦を食べるのが第一の目的でした。ところが、奥出雲町の中心の横田地区に入ると、やたらと人が多いのにびっくり。目指していた「一風庵」は長蛇の列、ならばと向かった稲田神社内にある「ゆかり庵」も人で溢れています。休日はこんなに混むのかと驚いたのですが、、ちょうど「奥出雲そば街道 新そば祭り」が開催されていて、この日がその初日とのこと。ががぁん!!事前にそんなことも確認せず、のこのこやって来たのか、、迂闊だったなあ~。
途方に暮れていたのですが、「そろばんと工芸の館」の駐車場に特設テントが出ていて、"木屋谷(こやんたに)そば"の実演販売をされています。ここは1時間待ちくらいで食べられそうだったので、この列に並ぶことにしました。

木屋谷集落は奥出雲町横田の南西、標高500m~700mに位置する戸数14戸ほどの集落です。この集落で蕎麦を栽培し、こういうイベントでは蕎麦の実演販売をされているとのこと。いや~こういう機会に食べられて良かった。私達は"割り子そば"を頂きました。

伝統的な出雲蕎麦は、蕎麦の実を皮ごと石臼で挽く(挽きぐるみ)が一般的ですが、この蕎麦もそうみたいですね。香りが高くて、ちょっとざらついた食感が私は好きです。いや~待った甲斐がありました、美味かった。

奥出雲町公式観光ガイド


奥出雲から広島県側に帰る道は中国山地越えになるのですが、ここを結ぶ国道314号線にちょっと面白い個所があります。ちょうどJR木次線のスイッチバック区間の近くに、大蛇がとぐろを巻いたような道路が、、その名も「奥出雲おろちループ」です。

グーグルマップを見て、不思議な道だなと前から思っていたのですが、実際に通ってこの目で見て、納得できました。ネーミングもぴったりで良いですね。

奥出雲の旅、思った以上に楽しかったです。今度はもっと人の少ない時期に、ゆっくり訪れてみたいですね。