E級日記

もんがーのE級的生活の記録です

東北旅行(その5)羽黒山・鶴岡・酒田

四日目の泊りは「休暇村羽黒」です。羽黒山の麓にあるのですが、羽黒山はそんなに高い山ではないのですね。ナビを頼りに向かっていて、ここでよいのか戸惑いました。

風呂に入った後、晩飯は精進風料理の"出羽御膳"です。この後は出羽神社に参拝するので精進しないとね。しかし、お神酒は必要。山形の地酒セットを頂きます、美味いな~。

晩飯の後は、羽黒山五重塔へとナイトハイクに出発です。休暇村から随神門までバスで送ってもらい、そこからは提灯を持って国宝の五重塔まで歩きます。

う~ん、なんか不思議。魔界へ迷い込んだような気分ですね。

凛とした空気の中で、ライトアップされた五重塔を見上げると、まさに幽玄の世界です。こういう景色を眺めていると、日常の生活はごく些末な事のように感じますね。本当に貴重な時間で、ここに来て良かったと思います。

一夜明けて、早朝散歩に参加しました。休暇村の周辺の雑木林を案内人の先導で散歩します。紅葉が綺麗ですね、、いまがちょうど見頃です。

この池の名前は「二夜の池」と言うそうです。月が池に映って一晩で二日分の月が見れるからだとか。清々しい朝の散歩でした。

www.qkamura.or.jp


■羽黒山神社
旅行五日目、午前中は羽黒山上にある「三神合祭殿」に参拝します。随神門から本殿までは2,500段ほどの石段ですが、これを登ります。

清々しい空気、杉木立の中を歩くのは気持ちよいですね。途中、二の坂茶屋でちょっと休憩。ここには名物お婆ちゃんがいて、90歳近いのに毎日約5㎏のもち米を背負って石段を登ってきてお餅を作っているのだそうです。この日もお元気で接客されていました。石段登りは結構きつかったですが、途中休みながら約一時間で神社に到着しました。

この日は偶々ですが、羽黒山石段マラソンの開催日でした。大鳥居をスタートし宿坊街を通って石段を登る全長6kmのコースで、神社前がゴール。私達が一時間掛かった石段をたった10分で駆け上がってくるのですから、選手たちは凄いです。

出羽三山と言いますが、月山と湯殿山は1,500m以上ありますが、羽黒山は400m程と高さが随分違いますね。それぞれの山は、羽黒山が現世、月山が前世、湯殿山が来世という三世の浄土を表すとされます。月山の山頂には「月山神社本宮」があり登山が可能ですが、湯殿山には登山道もないとのこと。修験者であれば三山を踏破すべきでしょうが、一般人にはとても無理ですね。しかし、幸いなことに羽黒山には三山の神がまとめて祭られているので、そこに参拝すれば良いのだとか。

ここが、月山・羽黒山・湯殿山の三神が祀られている「三神合祭殿」です。重要文化財で高さは28m、屋根は厚さ2mもある萱葺きの立派な社です。ここでお参りすれば出羽三山すべてに参詣したことになるということなので、助かります。

4/28~11/4の間、羽黒三所大権現の秘仏を公開をしていたので、そちらも拝観。丁度いろんなイベントに鉢合わせ出来て良かったです

www.dewasanzan.jp


■くらげ水族館
羽黒山を離れて、鶴岡市にある「加茂水族館」へ。ここはむしろ「くらげ水族館」と言ったほうがピンとくるでしょうね。日曜日なので大勢の来館客で賑わっています。

水族館のテラスからは日本海が見渡せます。晴れていますが少し寒そうな海です。

こちらの水族館は通常の魚類や海洋動物の展示、アシカショーなどもやっているのですが、やはり一番の見ものは、世界一のクラゲの展示です。

クラゲというと海を漂う白い生き物という印象しかないのですが、実際には種類も多くて色とりどりですね。クラゲってこんなに美しいものだったんだ、、

直径5 メートルの水槽「クラゲドリームシアター」に浮遊する約2 千のミズクラゲ。幻想的な光景に、しばし時を忘れてしまいます。

中々楽しかった。ここはお薦め、近くに行った時には是非立ち寄るとよいですね。

kamo-kurage.jp


■酒田市内
鶴岡から酒田に移動。前日に来れなかったので、予定を変更してこの日に訪れました。
まずは、米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝える「山居倉庫」です。現在は構内に売店や駐車場が出来ていて、酒田観光の中心になってますね。

倉庫の背後には樹齢150年以上の欅36本が連なる並木、これは夏の日よけ、倉庫の高温防止のために植えたものだそうです。

山居倉庫から歩いて10分ほどの所にある、本間家旧本邸に行きました。

本間家は金融業、米取引、北前船交易などで莫大な富を築いた酒田の豪商です。俗謡にも「本間様には及びもないが、せめてなりたや殿様に」と謡われてますね。実際に金持ちであっただけではなくて、地元酒田の発展のために随分と力を尽くした一族だったようです。

本間邸で案内してくれた人は、この夏放送されたNHKの「ぶらタモリ」の取材時のエピソードを逐一話してくれました。この庭の石は、北前船が帰りに空荷になるので、重しに全国の石を積んで帰ったものだとか。私は放送を見ていたので、実際に見れて面白かったです。

www.sakata-kankou.com

酒田を離れた後は、この日の泊まり宮城県蔵王町遠刈田温泉へと向かいます。