E級日記

もんがーのE級的生活の記録です

東北旅行(その4)田沢湖・角館・横手

旅行四日目、乳頭温泉を出て田沢湖畔へ。田沢湖は十和田湖と同じカルデラ湖で最大深度は423m。日本で一番深い湖ですが、本当に綺麗な水ですね。湖の向こうに見えるのは秋田駒ヶ岳と乳頭山、真っ青な水に黄金色の「たつこ像」が映って綺麗です。

たつこ像の足元に驚くような魚群が、、この魚はウグイだそうです。傍にある浮木神社で餌を売っていて、観光客が餌を撒くので、それを目当てに集まってくるようです。

それにしても凄い数ですねえ。

かって田沢湖にはたくさんの魚が住んでいたそうですが、戦時中の国策(注)で近くの玉川の水を引き入れたため、源流にある玉川温泉の強酸性の水によって湖水が酸性化して魚が全く棲めなくなったそうです。30年ほど前に上流に中和処理施設が出来て徐々に水質が改善しているとのことですが、いまだに棲息できるのは酸性に強いウグイだけだとか。たつこ像が金ピカなのも、ブロンズ像の表面を金箔漆塗りにして酸性水による腐蝕を軽減させる意図があってのことだそうです。人間が引き起こした自然破壊ですが、抜本的には田沢湖に玉川の水を導入するのを止めればよいと思うのですが、どうなのでしょう?
(注)国策:強酸性の玉川河川水を中性である田沢湖に一旦導水し、農業に適するレベルまで水質を中和したうえで再び玉川に戻し、疎水を通じて玉川流域の仙北平野へ水を安定供給して下流に耕地を開墾することと。その水の移動過程を利用した水力発電事業を振興すること。


■角館
田沢湖を離れて角館へ移動しました。ここは秋田でも人気の観光スポットですね。有名な武家屋敷通りには、木立に囲まれて古い屋敷が並びます。

江戸時代は秋田藩(佐竹家)の分家の所領ですが、かっての上級武士の屋敷がいまに残っており、一部の屋敷は公開されていて内部を見学できます。

ここは角館の伝統工芸「イタヤ細工」の工房です。これはイタヤカエデの幹を帯状に裂いて編んで作る伝統工芸品。中々味がありますね。

武家屋敷通りに面した茶店に座って、コンニャクのおでんを頂きます。これは美味いわ。

町の傍を流れる桧木内川の川岸には2kmにおよぶ桜並木、ここは桜の季節に来ると見事でしょうね。武家屋敷通りにも"しだれ桜"の木が多くありましたから、角館を訪れるのであれば、絶対に桜の季節がお薦めだと思います。

kakunodate-kanko.jp


■横手焼きそば
角館から横手へ移動。"横手焼きそば"と"十文字ラーメン"、どちらにしようか迷ったのですが、取りあえず"横手焼きそば"の有名店「藤春食堂」へやって来ました。土曜日なので行列だったらパスするつもりでしたが、店の前に来たら外待ち客は4人ほど。これなら大丈夫かな。

しばらく待って入店すると、ががぁ~ん店内は想定外に広くて30人くらいの客、それもまだ出待ちの客がほとんどです。え~!店の外観から店内は多くて10席程度と思っていたので、これは大誤算。客席が多いのに焼きそばを作る鉄板は小さくて、少しずつしか作れない様子です。最終的に1時間半ほど待ちました。

品書きは多いですが、よく見ると、そば・肉・玉子とその量の組合せですね。一番基本の"並焼きそば"は350円、ホント安いです。

麺は蒸し麺で、袋詰めの麺を仕入れて使っています。ソースはウスターソースに近い感じ。富士宮や日田焼きそばと比べると惹きは弱いなあ。横手焼きそばの特徴というと目玉焼きと福神漬けが付いていることですかね。

若干拍子抜けですが、普通に美味しい"焼きそば"でした。

この店は横手焼きそばの「四天王決定戦」の常勝店だとか。秋田までは中々来る機会がないので、何はともあれ食べられて良かったです。

藤春食堂 秋田県横手市大屋新町堂ノ前22-3

www.yokotekamakura.com

横手で想定外に時間が掛かったので、その後の予定が変わりました。酒田に寄るのは止めて羽黒山へ直行、酒田は次の日に訪れることにしました。