E級日記

もんがーのE級的生活の記録です

東京遊覧 文化娯楽編

5月13日~15日の三日間、東京に行って来ました。東京に来るのは2年ぶりですが、街を行き交う人の数、歩く速さ、やはり広島とは全然違いますね。
今回の上京の目的は美術館巡りや歌舞伎の鑑賞など。広島では見ることの出来ない色々な催し物を巡ることが出来ました。

■尾形光琳・乾山展
南青山にある「根津美術館」は、実業家・根津嘉一郎が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを管理・展示するためにつくられた美術館です。元々は根津の私邸だった場所ですが、近代的な美術館建物と広い日本庭園を備えた良い美術館ですね。

4月14日~5月13日の期間で開催されていた特別展「光琳と乾山(芸術家兄弟・響き合う美意識)」、訪れたのは最終日でした。

根津美術館所蔵の国宝「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」、実物を見るのは初めてですが、構図も色遣いも大胆で、やはり凄いですね。
もう一つ見たかったのは乾山作の器ですが、中でも光琳が画を描き乾山が賛を書いた兄弟合作の「銹絵寒山拾得図角皿」。有名な皿なので実物を見ることが出来て満足です。

日本庭園を歩いてみましたが、本当によく手入れされています。庭にも燕子花(かきつばた)が咲いていて、綺麗でした。

根津美術館 東京都港区南青山6-5-1
www.nezu-muse.or.jp


■岡本太郎記念館
同じく南青山、ここは故岡本太郎の自宅兼アトリエがあった所です。

旧本宅に隣接して記念館の建物が増築されています。記念館側は受付、売店、展示室など。2階の展示室は復元された「太陽の塔」関係の展示でした。なお、館内の撮影は自由です。

ここは旧本宅の居間兼応接間という部屋です。ここに岡本太郎が座っていたのですね。

こちらはアトリエ。2階まで吹き抜けになっていて、かなり広い部屋です。机、道具、キャンバスなどもそのまま残っていて、往時の製作風景が偲ばれます。

庭にも色々なオブジェが、、岡本太郎のフィギュアまであって中々シュールです。

ここは中々面白かったですね。私自身はこれまで岡本太郎にそれほど関心があった訳ではないのですが、一気に身近に感じました。大阪万博記念公園にある「太陽の塔」の内部が復元されたとのこと、これは是非行ってみたいと思います。

岡本太郎記念館 東京都港区南青山6-1-19
ようこそ岡本太郎記念館へ!


■五月歌舞伎 團菊祭
今回の東京旅行の一番の目的はこちら、歌舞伎座へ来るのはこれが三回目です。初めて歌舞伎を観たのは5年ほど前になりますが、それからは歌舞伎座の他に京都南座、金毘羅歌舞伎など、年一回くらいのペースで観ています。

五月歌舞伎は、故市川団十郎の五年忌「團菊祭」ということで、昼の部は海老蔵が五役を務めます。海老蔵は京都の先斗町歌舞練場で開催された「吉例顔見世興行」で一度見ているのですが、やはりいま一番華のある役者なので、是非観たかったのですよ。

歌舞伎の興行は良い席のチケットを取るのが大変です。私達は松竹歌舞伎会に入会しているので、一般の販売より数日早くチケットが買えるのですが、それでも前の方の良い席はゴールド会員などが既に取っているので、中々手に入りません。チケット販売開始日には「チケットWeb松竹」のHPから購入しますが、AM10時の販売開始からあっという間に良い席は無くなっていくので、とにかくスピード勝負で毎回ハラハラしますね。

昼の部は10時半に開場ですが、歌舞伎座前には既に観客が大勢集まって来ていて、開場と同時に続々と館内に入って行きます。

今回取れた席は、前から13列目の花道近く。悪くはないのですが、もう少し前の席が欲しかったなあ。やはり海老蔵人気のせいでしょう。

歌舞伎座の席数は1,800ほど。チケットは手に入り難いのに不思議と前の方にも空席があります。企業などが営業用に交際費で押さえているとか、旅行社がツアーパック用に取っておいて売れ残ったとか、いろいろ理由はありそうですが、何にしても勿体ないことです。

館内の売店でしか買えない"めでたい焼"(250円)です。たい焼きの中に餡子の他に紅白の一口大のお餅が入っています。しかし、これは大人気なので直ぐに売り切れます。残念ながら今回は買えませんでした。

演目は成田山開基1080年記念に因んで「雷神不動北山櫻」の通し狂言。市川宗家のお家芸・歌舞伎十八番のうち、「毛抜」「鳴神」「不動」の3つが入るという豪華版です。

海老蔵は出ずっぱりで大変ですが、楽しめました。海老蔵以外では尾上菊之助、尾上松也を初めて見ることが出来たのが良かったですね。

歌舞伎座 東京都中央区銀座4-12-15
歌舞伎座


最終日は良い天気でした。上野の西郷さんの銅像とは、久しぶりにご対面しました。


■国立科学博物館 人体:神秘への挑戦
上野公園の中には、博物館や美術館などいろいろな施設がありますが、今回は国立科学博物館を訪れ、現在開催中の特別展「人体-神秘への挑戦-」を観ました。

特別展はNHKスペシャルの「人体」とタイアップした内容で、ルネサンス時代より続く人体を理解する歴史を振り返りながら、人体の構造と機能を解説し、最先端の研究の動向を紹介するものとのこと。中々面白かったのですが、人が多くてちょっと疲れました。

jintai2018.jp

特別展の後は常設展も見学、恐竜の骨格展示などもあって、中々面白いです。ここは、展示内容をじっくり見ようと思ったら丸一日時間を取らないと無理ですね。時間の関係で中途半端になってしまったのは残念でした。

国立科学博物館 東京都台東区上野公園 7-20
www.kahaku.go.jp


2泊3日の東京旅行、今回もいろいろ面白いものが見れました。東京は本当にワンダーランドというか、時間の進み方が広島とは違うし、見たいものがたくさんあります。やはり、東京へは定期的に来ないといけませんね。