E級日記

広島在住 もんがーのE級的生活の記録です

京丹後の旅

本日から2泊3日の日程で、京丹後~若狭~近江を巡ります。
まず初日は、京都府宮津にある日本三景の一つ「天橋立」を訪れました。実は私は天橋立は初めて、何故かこれまで来る機会がなかったですね。最初に全景を見るために、リフトに乗って傘松公園へ登りました。

傘松公園の展望台で、天橋立の股覗き。定番ではありますが、別に風景に変わりはないのではと思っていました。しかし、実際にやってみると、空と海が逆転するだけで確かに違う景色に見えます。何事もやってみないと分かりませんね。

下界に下りて、貸自転車で天橋立の松原をサイクリングしました。海と松原はほぼ同じ高さ、綺麗な景色で天気も良くて、最高に気持ちよかったです。

そして、ここは是非一度来てみたかった、丹後国一宮「籠神社」です。非常に古い由緒ある神社で、こちらに伝わる国宝「海部氏系図」「同勘注系図」に、実は邪馬台国の卑弥呼と考えられる人物が「日女命」、亦名「神大市姫命」、亦名「倭迹迹日百襲姫命」と明記されているのです。残念ながら系図は一般公開はされていないのですが、どんな場所なのか見てみたかったのですよね。社殿は思ったより新しく、よく整備されていました。想像していたイメージとはちょっと違っていたのですが、念願が叶ったので嬉しいです。


■カレー焼きそば
宮津という地名の由来は「宮(籠神社)の前の津(港)」ということで、古代から栄えた港町です。いまでも落ち着いた街並みが残っていて、中々趣のある町ですね。

この町で見つけたローカルグルメは"カレー焼きそば"です。発祥の店は既にないそうですが、"カレー焼きそば"自体は残って、他の店に受け継がれていきました。その中で、私達が訪れたのはこちらの店です。

この店の"カレー焼きそば"は、汁あり(ウエット)、汁なし(ドライ)の2種類。"汁あり"のほうは麺がひたひたに浸かるくらいのスープが入っています。麺は共通なのですが、茹でると焼くとで、やはり食感が変わってきますね。

味については想像通りというか、特に驚きはないのですが、懐かしいカレー味でしみじみ美味いという感じ。長く愛される味というのは、こういうものですね。

絵梨奈 京都府宮津市万年1015-1
miyadu.info


■伊根の舟屋
宮津を離れて丹後半島の東端にある伊根町へ。私達は伊根湾を巡る遊覧船に乗って、有名な「伊根の舟屋」を海側から見て回りました。伊根湾に沿って200軒ほどの舟屋があり、いまでも生活の場になっています。日本の漁村の原風景が残っている感じですね。

舟屋は海際に建てられ、1階に船揚場、物置、作業場などがあり、2階が住居になっています。自分の家の1階から船に乗ってそのまま海に出れるわけですから、これは合理的です。ガレージ付きの家に住んでいるようなものですね。

遊覧船にはカモメが付いてくるのですが、船内で餌の"かっぱえびせん"を売っていて、カモメに餌をやって下さいと言われます。えびせんを砕いて投げるとカモメが寄ってきてキャッチ、船の甲板にも降りてきて大変です。

カモメは近くの無人島が繁殖地になっていて、昼間だけ餌を求めて伊根湾にやって来るとのこと。カモメと道連れの遊覧船は中々楽しかったです。
www.ine-kankou.jp


■間人(たいざ)後ヶ浜海岸
「立岩」は周囲約1kmの一枚岩で、その傍の浜に幼い聖徳太子とその生母、間人(はしうど)皇后の像が日本海に向かって立っています。その昔、蘇我氏・物部氏の争いの折、間人皇后がここに身を寄せ「間人」の名をこの地に残したとのこと。読み方は皇后がこの地を退座されたので「たいざ」ということですが、これは知らないと読めないですね。

■間人(たいざ)温泉
さて、この日の泊りは間人温泉、老舗旅館の「炭平」です。丹後半島の西側、日本海に面して夕陽が美しい場所なのですが、あいにくこの日は夕方から曇ってしまって、夕陽は見えず。しかし、とても気持ちの良い宿です。

食事は大変良かったです。夕食は地物の魚や野菜を中心に、どれも手の込んだ料理で美味しいです。給仕のサービスも、とても良くて大満足でした。
前菜:蓮根煎餅、銀杏串、すまき麩、鰊茄子、サーモン小袖寿司、秋刀魚利休焼

お造り:鯛、ブリ、マグロ(地物)、トリ貝、甘エビ

台の物:丹後サワラ鍋

しゃぶしゃぶして食べると、サワラの身が蕩けます。

焼物:魳(カマス)酒焼

蒸し物:ゆば飯蒸し紅ずわい餡掛け

油物:鱧と松茸の揚げ物

酢物:鰹タタキ

茸飯、赤だし、香物

水菓子:ブドウ、柿、ナシ

夜食用の一口ケーキ。満腹でとても食べられないと思ったのですが、部屋に戻って暫らくすると少しお腹も落ち着いて、全部食べてしまいました~。

朝食もまた充実してます。カレイの一夜干し、サザエ、"へしこ"の焼き物、貝の味噌汁は鍋に入ってコンロで温めてあります。

お惣菜がいろいろ綺麗に並んでいて、どれも美味しかった。

間人といえば有名な「間人蟹」、やはり旬は冬場ですが、雪が消えて交通の便が良くなる3月がお薦めですよとのこと。次回は是非とも、蟹を食べに訪れたいものです。

炭平旅館 京都府京丹後市丹後町間人3718
www.sumihei.com