E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

塩そば まえだ

今日はあまりに天気が良いので事務所にいるのが嫌になって、昼前に仕事を切り上げてさっとドライブに出掛けました。目指したのは以前からの宿題だったこちらの店です。
三原市西郊の住宅街、駐車場は店の前に4台、道の反対側に5台あって、遠方から来る客にはありがたいです。外観からは、ここがラーメン店とは思えませんね。店内はカウンターだけで15席余り、磨き上げたように綺麗で、なんか高級な鮨屋に来たような錯覚に陥ります。

この店は無添加、無化調、無保存料を掲げておられて、食材も出来るだけ地元のものを使っているとのこと。スープは鶏がら、豚骨、イリコ、干し椎茸、昆布、鰹節でとって、それに海水塩で味付けしているそうです。
"あっさり塩そば"は、そのスープを使って自然で滋味あふれる味です、美味いですね〜。チャーシューは半生っぽい仕上げでローストビーフのよう。生タマネギが良いアクセントです。

"にごり塩そば"は、基本のスープにイリコと鰹節の出汁をさらに強化したものなのか、、魚介系の旨味が強いので、私はこちらの方が好きでした。

麺は北海道産小麦に石臼挽き全粒粉を混ぜているそうです。ぱつぱつとした食感で美味いですね。

"焼豚丼"(小)です。ご飯に半生チャーシューと青ネギ、あっさりとポン酢が掛けてあります。甘いタレではなくてポン酢というところがよくて、いくらでも食べられる感じ。これだけをお腹一杯食べたいくらいです。

う〜む、この店は一回来ただけで評価するのは無理ですね。是非とも再訪したいと思います。
塩そばまえだ 広島県三原市宮浦3-17-8


昼飯の後は海沿いの道を通って、景色を眺めながら広島へと帰ります。
今日は快晴で絶好のドライブ日和でしたね。海の風景のあまりの美しさに「須波海浜公園」に車を停めて、海岸に降りてみました。筆影山の新緑が目に鮮やかで、本当に気持ちが良いです。

こういう島のある美しい景色は、瀬戸内ならでは。潮風が心地よいです。

海の水は透き通ったエメラルド色でゴミなども全く浮いていません。ここは何処なのか?一瞬分からなくなります。昔と比べると瀬戸内海の水質は随分と綺麗になったと思います。

こういう美しい景色を見ていると、なんか心まで洗われるような感じがしますね。

海沿いの国道185号線を帰ったので、途中の「道の駅竹原」でタケノコがあったら買おうと思って寄ったのですが、なんとこの日は月一回の休業日。がーん!ついてないなあ。せっかくなので久しぶりに竹原の歴史保存地区を歩いてみました。平日なので観光客はまばら、ゆっくり歩けるのですが、ほとんどの店が閉まっていて、なんか寂しい感じですね。

竹原歴史民俗博物館の庭にある「竹鶴政孝とリタの像」。以前はなかったと思うので、やはりNHKの朝ドラ「まっつあん」の後に出来たのですかね。竹原には頼一族や竹鶴酒造という歴史遺産があるし、この街並みはこれからもずっと残してほしいものです。

会社勤めをやめてから時間が自由になって、人がいない時に動けるようになったのは嬉しいのですが、人がいない時には店も開いていないということに気づきました(笑)。これは想定外で、ちょっと残念です。