E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

正月 湯布院・別府の旅

元日から2泊3日で九州を旅してきました。今回はいろいろありましたが、全体としては良い旅でしたね。


■国東(三日目)
最終日は国東半島の名所を何ヶ所か巡りました。

●杵築の城下町 江戸時代からの古い街並みが残っています。谷筋にある商人の町と両側の高台にある武家屋敷がサンドイッチ型に城下町を構成しているとか。この場所は両側の高台を繋ぐ「酢屋の坂」と「塩屋の坂」を一度に眺められるベストポイントです。

北台武家屋敷です。私達はあまり長くは歩きませんでしたが、ここ以外にも結構広い範囲で昔の城下町の雰囲気が残る場所があるので、半日くらいかけて巡っても楽しめるでしょうね。

●熊野摩崖仏 事前に調べていなかったのですが、駐車場からかなりの距離の坂道を登らなくてはいけません。これは最後の難関「鬼の築いた石段」です。自然石を積んで足場が不安定、かなりの角度があります。同行した母親は膝が悪く、背負って登るのは危ない感じだったので、ここで待っていて貰うことになりました。母親が一番見たがっていただけに残念でした。

息を切らして石段を登りきると、岩に掘られた2つの石仏がありました。平安末期の成立ということで、国東半島に残る密教・山岳信仰の遺跡のひとつですね。

「大日如来像」と「不動明王像」とのことで、かなり大きくて見事なものです。また、こういう石段を登ってきてやっと見ることができるというのが良いのでしょう。

国東半島には他にもいろいろ仏教史跡がありますね。次の機会には、ゆっくり巡ってみたいものです。


■別府(二日目)
二日目は昼前に湯布院を出て、別府に移動しました。

明礬温泉で湯ノ花小屋、鉄輪温泉で地獄蒸し工房、足蒸しなどを巡って、別府観光を楽しみました。


別府の宿はとても快適でした。広々とした部屋、窓からは海浜が見渡せます。

部屋の風呂がまた立派で、一度に4-5人は入れる感じかな。

窓の外の景色を見ながら部屋風呂でビール、ホントに最高ですね。

夕食も豪華で食べきれませんでした。う〜ん、贅沢しました。



今宵は全て満足です。この旅館には、また来たいですねえ。


■湯布院(一日目)
元日の朝は、家でお雑煮を食べてから車で出発。湯布院へと向かいます。最近は自動車道が整備されているので、広島市内から湯布院まで4時間ほどです。随分と近くなりましたね。よく晴れて風もない穏やかな天気で、湯布院のシンボルである由布岳が綺麗に見渡せました。
※湯布院の宿は、これまでの人生で最大の地雷でした。"じゃらん"では結構良い評価だったのですが、帰ってから他のサイトも含めてよく調べてみると全て当てはまることばかり。そういう訳でコメントはしませんが、ネットで旅館を予約する時の注意として、大いなる反省材料をもらった感じです。


金鱗湖の周辺はお伽の国のような美しさです。とても美しい景色です、、

観光客は多いですね。しかも、かなりの数が中国と韓国からの観光客ではないかな。日本に来てくれるのはいいのですが、これだけ多いと何か空恐ろしいです。湯布院はとても良い温泉地ですが、こんなに観光地化してしまうと、少し残念な感じもしますね。

亀の井別荘の土産物店「鍵屋」、今回はここでお土産物を買いました。隣にある「亀の井別荘」、いつか泊まってみたい宿ですが、今回は外観を見ただけですたが、良さそうな雰囲気でしたねえ。

湯布院の名旅館「山荘無量塔」が経営するロールケーキ専門店「B-speak」。湯布院の本店は行列だったので買うことを断念したのですが、二日目に湯布院から別府に移動する途中、大分自動車道の別府湾SAに直営のカフェを発見しました。SAの建物からは少し離れて建っているので、見過ごす人も多いのでは。

名物の"Pロール"(プレーン)を頂きました。スポンジがふわふわで生クリームが軽くて、、美味いです。
その日のうちに食べないといけないので、お土産に買えなかったのが残念でした。
B-speakcafe 大分県別府市 大分自動車道・別府湾SA内