E級日記

広島在住 もんがーのE級的生活の記録です

秋の京都の旅 三日目

京都旅行三日目、今日は洛北へ向かいました。
京都の市内バスは定額区間でも230円で結構高いのですが、500円の一日周遊券があって、これはコンビニでも売っているので便利です。今日もいろいろ回るつもりなので、もちろん購入しました。朝食は四条烏丸の進々堂で食べて、バスで叡電の起点である出町柳駅まで行きました。
ここから鞍馬へは電車に乗ります。展望列車の「きらら」は急行なのかと思ったら各駅停車でした。料金も同じで、観光客ばかりではなくて一般客も乗っています。この辺りは私の学生時代の生活圏に近いのですが、元田中から一乗寺へ、車窓から見える景色は思ったほど昔と変わっていません。なんか懐かしいですねえ。

途中までは普通の町並みですが、その先は紅葉の奥山になって、鞍馬駅に到着しました。

平日にもかかわらず、鞍馬駅は大勢の観光客で溢れています。

鞍馬寺の門前はお土産物店が並んでいます。ここでも外人観光客が目につきますね。

さて、これから鞍馬寺に登っていきます。しかし、わわぁ〜ん、ここまで来て分かったのですが、鞍馬寺のケーブルカーが現在運休中とのこと。これは事前調査不足だった、私はこういうの多いです。2月に徳島に行った時も、眉山へのロープウェイが運休中だったり。家内は上まで歩いて登るのは無理だと言うし、窮しました。

取り敢えず途中の由岐神社までは一緒に登りました。樹齢600年以上の杉が立ち並んで、ここだけでも十分に見る価値があります。家内はここまでで、私はその先のつづら折りを登って鞍馬寺の本堂を目指しました。

この先が結構きつい。老若男女いろんな国籍の人が登っていますが、皆さん結構しんどそうです。私は家内を待たせているので駆け足で登ったのですが、意外と平気でしたね。やはり鞍馬の霊気のせいかな。上に登るにつれて紅葉が綺麗で、それも励みになります。

鞍馬寺の本堂に到着、うっすら汗をかいています。本当にすがすがしい気持ちでした。ここから貴船にかけては洛北のハイキングコースですが、ここまで来れただけで私は満足。本当に気持ちが良かったです。


鞍馬からまた叡電に乗って京都市街に戻ったのですが、その頃になると雨が降り始めました。山登りの途中に降らなくて良かったです。この季節の冷雨はうっとおしいですが、雨の祇園は趣があります。

ちょっと遅めの昼飯は、こちらにやって来ました。店に入ると歌舞伎役者とかいろんな人の色紙がありますね。意外なことにカレーうどんが一番人気なのですが、それ以外のメニューも揃っています。

讃岐で"しっぽく"というと寒い時期にだけ作るうどんで、数種類の野菜を煮込んでうどんに掛けたものです。一方、京都で"しっぽくうどん"というと、シイタケ、かまぼこ、湯葉、海苔、ほうれん草などの具をのせたうどんのことです。関西では"かやくうどん"という場合もありますね。関西のうどんは出汁を味わうものですが、"しっぽく"は具がちょっと豪華というのが特徴です。この他にも、"きつね"、"たぬき"、"のっぺい"、"けいらん"など、京都のうどんにもいろんな種類があって、結構面白いですよ。

"にしんそば"です。かけそばの上に身欠きニシンの甘露煮を載せたものです。北の海で獲れるニシンがなぜ京都の名物に?というと、そこはやはり京都の特殊性があります。海に面していない都市であった京都は、新鮮な魚が手に入らないのでいろんな工夫が必要だったということですね。若狭で上がった鯖やグジ(甘鯛)を一塩したものは、急送して京都の人に愛でられましたが、その他は海の魚というとやはり乾物が主になります。身欠きニシンは京都で重宝されたのですね。その結果、"にしんそば"が京都のの名物になったということ、面白いものです。しかし、これも美味いですよ。

こちらの店で温かい"うどん"と"そば"を頂いて、舌も身体も温まりました。
おかる 京都市東山区八坂新地富永町132


雨の花見小路です。今回京都を歩いていて感じたのは外国人観光客の多さですが、もうひとつあったのは着物を着た若い人が結構目についたことです。家内によると、着物を着て京の町を歩こうということで貸衣装の店が増えているのだとか。ある意味でコスプレの一種なのかもしれませんね。悪いことではないし、私たち普通の観光客の目も楽しませてもらえます。

祇園の裏通りに入りました、目指す店はこの奥です。

こちらは「祇園きなな」という店です。この町屋で何を商っているかというと、なんとこれがアイスクリーム。ここは家内のたっての希望でしたが、いまこの店は若い女性を中心に大人気なのだとか。

"きなな"というのは、きな粉が入ったアイスクリームのこと。これは"できたてきなな"です。出来たての"きなな"なのですが、風味は日替わりで、この日はよもぎでした。きな粉といえば大豆の粉、きな粉の入ったアイスクリームなんて粉っぽくて食べられないのでは、、と危惧しましたが、滑らかで自然な味なのです。

"きなな二種盛"は二種類の風味の"きなな"に白玉餡子が付いています。この"きなな"はプレーンとゴマ、それにほうじ茶が付きます。う〜ん美味しい。自然の食材を使って素朴な味わいのようで、実は洗練されています。こういう新しい店であっても、驚きがあります。やっぱり京都は奥が深いですね。

店の中はほとんどが女性客でカップルが数組、私は家内と一緒だったので入れましたが、男だけではこの店には入れないですねえ。普段は入れない場所を垣間見たようで面白かったです。
祇園きなな本店 京都市東山区祇園町南側570-119


この後は、デパートでお土産を買ったりして、夕方には京都を離れました。2泊3日、振り返ると盛り沢山の旅でした。やはり京都は良いですね。しばらくご無沙汰していましたが、改めて見直した感じ。これからも折々に訪れたいと思います。