二日続けての牡蠣尽くしです。
広島は牡蠣の産地ですが、実を言うと私は子供の頃は牡蠣が大嫌いでした。ぬるぬるして生臭くて、美味しいとは思えなかったです。大人になってからも好んで食べる対象ではなくて、出されれば食べるといった感じ。本当に好きになったのは40歳を過ぎてからかな。別になにか切っ掛けがあった訳ではなくて、ずっと食べているうちに美味さが分かってきたというか、身体が求めるというか、、いまではすっかり大好物になりました。
牡蠣はどのように料理しても美味しいと思いますが、やはりカキフライは外せませんね。行儀悪くウスターソースをジャブジャブ掛けたり、ちょっと上品にタルタルソースもいいのですが、新鮮な牡蠣であれば、やはり塩とレモンで食べるのが一番です。
コロモがかりっとして中から牡蠣のジュースがチュッと、、う〜ん美味い。海のミルクとはよく言ったものです。
次は牡蠣の昆布焼き、これは柴田理恵さんの料理本に出てくる一品だそうです。柴田理恵は意外と料理が得意なんですね。フライパンに昆布を敷いて牡蠣とシメジを並べて酒を振り蓋をして2-3分蒸し焼きにします。
モミジおろしにポン酢で頂きます。これは旨い、もちろん日本酒にはぴったりです。
締めは牡蠣雑炊、米の旨味と牡蠣の旨味が合わさって、白菜の甘味ともよく合います。溶き玉子抜きでさっぱりと頂きます。ふつふつと煮えた土鍋を前にすると自然と笑みがでますよね。
熱々の牡蠣雑炊は、じわりと旨味が滲みて身体も温まって、心にも滲みる味ですね。
こちらは朝飯、今日は朝から牡蠣飯と牡蠣の味噌汁でした。牡蠣と味噌が合うのは周知の事実、もちろん味噌汁に入れても美味しいです。朝から牡蠣を食べることは普通ないですけどねえ(笑)。この二日間は牡蠣三昧、しっかり栄養補給した感じです。
う〜ん、プリプリして美味いなあ。すっかり牡蠣を堪能しました。