今日は秋分の日、暑さ寒さも彼岸までといいますが確かにそうですね。
この頃は朝晩は涼しく、昼間も過ごしやすくなってきました。そうなると、夏の暑い時季には足が遠のいていた"お好み焼き"が、やはり恋しくなってきますね。というわけで、久々に「のうみ」にやって来ました。
この店は元々は「三八」の系列ではあるのですが、現在はかなり独自のお好み焼きになっていると思います。特徴としては、とにかくキャベツが多いことです。さらに野菜Wという注文も出来るので、今日は敢えてそれにしました。左側が普通盛り、右側が野菜Wです。キャベツがどんどん積まれて、えっマジで?というくらい山盛りになります。私はモヤシが好きなので、モヤシも多めにしてもらいます。
豚三枚肉はかなり厚め、ネギは入らず、キャベツとモヤシと天カスだけです。
ひっくり返すと、こういう感じ。皮とそばはキャベツの上に貼り付いている感じかな。
これをどうするかというと、押し器で力任せに圧し潰していくんですねえ。最近はキャベツをふわりと蒸し焼きのようにする店が多いのですが、ここではひたすら圧して薄くしていきます。
出来上がりは普通のお好み焼きと同じサイズになります。あの山のようなキャベツが嘘のようですが、、
実際に切ってみると中身はほとんどキャベツの固まりというか、どっしりと重いです。この店のお好み焼きはかなりユニークです。キャベツが多いのでちょっとベッチャとした仕上がりになるし、万人好みとは言えないかもしれませんが、私は好きなんですよね。
「のうみ」の女将さんとはよく話すのですが、本当に良い人です。それに商売っ気が全然ないのです。キャベツの値段が高い時でも全然ケチらないし、相変わらず2黄卵を使っているし。消費税が上がっても値上げしなかったですからね。これからも元気で続けて欲しいです。
のうみ 広島市南区東雲3-5-10