南紀景勝地巡り

旅行4日目、今日は紀伊半島の海沿いを通って大阪まで戻ります。
■太地町
勝浦の休暇村を出発して、紀伊半島の海岸線の美しい風景を見ながら車を走らせて、ますは太地町に入りました。ここは古くからの沿岸捕鯨の基地ですね。太地の海は美しくて、思わず息を呑みますね。

町内には鯨の博物館や捕鯨に関する色々なモニュメントがあります。これはくじら浜公園にあるキャッチャーボートの展示です。近年は国際的な反捕鯨運動によって鯨が獲れなくなっていますが、本当に腹立たしい限りです。日本の領海での沿岸捕鯨についてまで文句を言われたくないですが、一部の過激な運動家の妨害で難しくなっているのはご存知の通りです。

映画「ザ・コーヴ」に出てきた入り江はここかな、、映画は悪意に満ちたもので論評する気にもなりませんが、実際の太地町は平和で美しい町です。町の人達は本当に迷惑していると思います。

町内のスーパーを覗いてみると、入口に「無断写真はお断り」との貼紙が、、反捕鯨の運動家が鯨肉を売っているのを写真に撮って批判資料に使っていたからでしょう。実際に店内に入ってみると、鯨肉はごく少しですが販売されていました。ゴンドウ鯨の干物があったので買ってみましたが、家に帰って食べてみると独特の脂臭さがあって正直言って美味しいものではありませんでした。やはり食べて美味しいのはシロナガスとかマッコウとか大きな鯨なのですが、それが全面禁漁なのが悔しいですね。実際にこのまま鯨の禁漁を続けて鯨が増え続けたら、何十年か後には鯨の食害による漁業資源への影響が目に見えるほどの規模になるのではないかと思います。単に伝統文化だ動物愛護だといった観点からだけではなく、こういう面からもこの問題を考える必要があるのではないでしょうか。


■串本町
「ここは串本向かいは大島、中をとりもつ巡航船、、アラ・ヨイショ・ヨーイショ・・」 やって来ました、本州最南端の町、串本町です。串本節で唄われている大島と本土は、いまは橋で結ばれているんですね。

本土側から大島に向かい大小の岩柱が並んでいます。海の浸食によりできた景観ですが、弘法大師が天の邪鬼と賭けをして一夜にして立てた橋杭だという伝説があるとか。ここに限らず紀伊半島の海岸線は、こういうふうに波に侵食された岩の奇観が至る所にありますね。

潮岬といえば天気予報(特に台風情報)の時には必ず出てくる場所、ここまで来たらやはり最南端まで行こうということで訪ねました。灯台には登れるそうですが、私達は展望台から眺めるだけにしました。

大島側に渡って、こちらも景勝地「海金剛」です。朝鮮半島の名勝「金剛山」にちなんで海の金剛山という意味で名付けられたそうです。鋭く切り立った岩礁が続く景観は見応えがありました。


その後は南紀白浜、田辺と巡って、土産物を購入したり。その後は阪和自動車道に入って、この日の泊まりの大阪に向かいました。大阪の泊まりは中津にあるホテルです。到着後は梅田地下街、阪急デパートなどをぶらぶらして、地下街で晩飯を食べました。さすがに大阪は大都会、紀伊半島を巡ってきたばかりの人間にとっては人の洪水です。この4日間歩き回ったので、ちょっと疲れが溜まったかな。早めに就寝しました。