E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

久留米でぐるめ

陶器市巡りを終えて、今宵の泊まりは久留米になります。久留米といえば、いろんなB級グルメがありますから、以前から是非訪れたいと思っていた街です。西鉄久留米駅の近くのビジネスホテルに荷物を置いてから、いざ夜の街に出陣です。

久留米といえば、まずは焼鳥の街というイメージ。しかし街並みだけ見ると、焼鳥・赤提灯の巷といった猥雑な雰囲気は皆無だなあ。取りあえずネットで調べた「赤垣屋」へ向かいます。あった〜赤提灯、こうでなくてはね(笑)。中に入ると、、これはいい雰囲気ですね。店の人も親切で愛想が良くて、嬉しくなります。

まずは焼鳥を一渡り注文しました。砂ずり、レバー、とり皮、きも、つくね等。ほとんどが一串100円で、安いですね。一串のボリュームは少なめですが、押し並べて脂が少なくていくらでも食べられる感じです。

名物のダルム。これは豚の小腸だそうですが、名前の由来は久留米の医学生たちがドイツ語で腸を意味する"ダルム"と呼んだのが始まりだそうです。豚の腸にしては思いのほか脂が少なくて臭みもなくて、表はパリッと裏はしっとりといった感じ。これは旨〜いです。

ホルモンというのを貰ってみました。これは茹でたモルモンにウスターソースが掛けてあります。ちょっと想定外でしたけれど、意外に旨いものですね、私は気に入りました。

いや〜久留米の焼鳥、本当にいいですね。行ったのはここ一軒だけなので、これが一般的なのかどうか分かりませんが、私はこういう焼鳥が好きだなあ。久留米にはまた来て、いろんな焼鳥店を回ってみたいですねえ。
赤垣屋 福岡県久留米市通町3-18


久留米といえば、トンコツラーメン発祥の地でもあります。赤垣屋を出た後で明治通りに戻って、南京千両の屋台に向かいました。しかし、あるはずの場所には屋台の台車がぽつんと置かれていますが、営業はしていませんでした。う〜ん残念。雨は降っていなかったのですが、予報ではぐずつく天気ということで、今日は営業されなかったのかな?明治通りは人影もまばらで、屋台で賑わうような雰囲気でもなかったですねえ、、
それではということで、そこから歩いて10分程の所にある「大砲本店」に向かいました。着いたのはPM9時過ぎですが、わわぁん、9時までの営業でぎりぎりアウトでした。久留米ラーメンには縁がなかったのかな、、とも思いましたが、悔いが残るので一泊した次の日の朝、開店前にシャッターしました(笑)。

AM11時開店と同時にほぼ満員、やはり人気があるんですね。こちらのトンコツスープは毎日トンコツを継ぎ足して煮ていく「呼び戻し」という取り方です。私はメニューの先頭に載っている"昔ラーメン"を注文しました。これは基本のラーメンに豚脂の揚玉(カリカリ)がのったもののようです。

う〜ん、やはりスープは濃厚で旨味がたっぷりですね。しかも思ったほどトンコツの臭みはなくて、中々美味しいです。麺は固めでお願いしましたが、しゃっきりした麺でこれもよかった。なお、カリカリは私は要らなかったですね、普通のラーメンでよかった。それと、ゆで玉子のスライスがのっているのですが、これは箸で掴もうとすると黄身が崩れて食べにくいし、味的にも無くてよいのでは。

う〜ん、さすがに元祖「呼び戻し」の店、濃かったですねえ。トンコツの臭みをちょっと警戒していたのですが、今回食べた限りではそんなことはなくて、とても美味しかったです。
大砲ラーメン本店 福岡県久留米市通外町11-8