E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

久々の帝都入り

キャンプ仲間の皆さんと一緒に讃岐へ行って来ました。私自身はこれまで、恋太さん、HAMANさんといったうどんマイスターや、情報通のqazさん等とご一緒させてもらうことが多かったし、それによって讃岐うどんの魅力を知ったのですが、今回は私が先達となって皆さんをご案内することになりました。う〜む、どうなることか。是非とも皆さんに、讃岐うどんツアーの面白さを味わってほしいものです。
映画UDONの舞台になった宮池の畔から望む讃岐富士、、いつ見ても綺麗です。まさにうどん帝国のシンボルといったところ。


今回のツアーは製麺所型の店を回ります、やはりそれが讃岐らしいですからね。キャンプの時に讃岐マイ丼ツアーの話をしていたので、それをメインにする予定。初めての皆さんに、いきなりディープな讃岐を体験してもらおうという企みです。5:30にわが家を出発、参加者をピックアップしてから一路讃岐へひた走り、坂出着は8:00過ぎでした。

■坂出山下
1軒目はこちら、製麺所型セルフ店とはどんな感じか、よく分かる店だと思います。今日は日曜日で「がもう」は休み、8:00開店のこちらはスタートには最適でした。


皆さん一軒目で腹ペコということもあって、うどんを1玉ずつ、それに天ぷらも取っています。ちょっと飛ばし気味かな。


■須崎食料品店
2軒目は長めの移動で、高瀬町に向います。須崎の店の前には駐車場が出来て、すっかり様変わりしたなあ。しかし、「讃岐のqazさん」は変わりませんね。讃岐の片田舎で今日も世界の交通安全を祈り続ける「讃岐のqazさん」、本当に頭が下がります。

元々は田舎のよろず屋さんという店で本当に穴場だったのですが、いまや大変な人気ですね。なんか嬉しいような悲しいような、、こちらの剛麺は今回是非とも食べてほしかった店の一つです。


店の中にも醤油やネギの用意はあるのですが、ここでは1玉を二人で分けて自分達の持ってきた調味料や薬味を使います。皆さんは温い麺を釜玉にして、私は冷たい麺を冷たい汁とスダチで食べました。きっちりエッジが立ってねじれた麺線、やはりこのうどんはコシがありますね。


■天満製麺所
3軒目、これぞ讃岐という製麺所です。近所の人が丼を持ってうどんを買いに来る、これが讃岐の製麺所の原風景ですね。おばちゃんが親切で、ほんのりします。


うどんは1玉70円、安いなあ。ここでも1玉を二人で分けて頂きます。軒先で店開き、こういう雰囲気がマイ丼ツアーの醍醐味です。


■かたぱん
うどんが続いたので、ちょっと気分転に善通寺に立ち寄りました。こちらの名物といえば、熊岡菓子店のかたぱんです。うっかりすると歯が欠けそうに堅いこの菓子、私は大好きですが、これ以上歳をとると歯が弱くなって食べられなくなりそうですね。

懐かしい量り売りです、今回もお土産に何種類か買いました。

熊岡菓子店 善通寺市善通寺町3-4-11


■なかむら
皆さんまだまだ食べる気満々というところで、4軒目は飯山のなかむらです。讃岐の観光名所の超人気店も一軒くらい混ぜないとね。駐車場が増えて整理員もいて、相変わらず大繁盛です。


■橋本農機具店
最後の5軒目はこちら、ここが今回の目玉です。製麺所とは思えない店名と店舗、意外性という意味ではここが一番ではないでしょうか。人懐っこい親父さんとおばちゃんと話すのも楽しいです。先日は志村けんが店に来たとのこと、なんとも味のある親父さんの語り口が楽しくて面白いですね。


ここも1玉70円です。うどんは少し黄色を帯びていて、噛むと固いわけではなく絶妙な弾力とコシがあります。麺自体もちゃんと小麦の味がして、今日食べた中ではこのうどんが一番でした。粉は雀を使っておられるようですが、この味は凄いなあ。

粉、加水、塩、踏み込み、寝かし、、うどんの要素はこのくらいですが、それだけでこれだけ違ったうどんになるのですから、奥が深いですね。


このあと近くの田村神社に行ったのですが、13:00を過ぎていたので日曜市は終わっていました。残念無念、、讃岐は午前中が勝負、時間との戦いですからね。まあ、予想していたよりも周ることが出来たので、ほぼ満足です。その後は、道の駅滝宮に寄って土産物を購入するなどして、広島に向って帰路につきました。
いや〜久々の讃岐うどんツアー楽しかった。私の拙い案内で皆さんには申し訳なかったですが、結構楽しんで貰えたようなので安心しました。是非またこういう企画をやりたいですね。