E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

蕎麦きり吟で昼酒

残りわずかになった千円高速を利用して、この週末は多陀志さんと遠出する計画だったのですが、天気予報が生憎の空模様だったので中止しました。しかし、土曜日は大雨洪水警報が出ていたのに午後は良い天気になりましたね、晴れ男の多陀志さんに賭けていればよかったですかね(笑)。
その代わりというわけではないですが、今日は多陀志さんとお友達のひとみさん、そして私の3人で、段原の「蕎麦きり吟」で昼酒です。多陀志さんは元々は私のブログでこちらの店を知ったとのことですが、すっかり気に入って今では常連ということで、よく訪れているそうです。私のほうは実はこれが二度目です、どうもすいません。

今日は昼下がりのひと時ということで、お酒を頂きました。こちらの日本酒はご主人が選ばれているのでしょう、その日の取り揃えが黒板に書いてあります。馴染みのない銘柄なのですが、飲んでみるとすっきりして飲み口の良い酒ばかりです。冷酒で頂きますが、スイスイいけてしまいますね。蕎麦屋で酒ということになれば、肴はおのずと定まっています。こちらのつまみもそういう品揃えなのですが、一品一品ご主人は吟味されているのでしょう。私達はその中から吟醸豆腐、鴨焼き、だし巻き玉子を注文しました。吟醸豆腐はご主人が修行された茨城県の店で出しておられた豆腐だそうで、横浜から取り寄せているそうです。豆乳の味がしっかりとして、そのまま食べても美味しいですね。

だし巻き玉子は焼きたて熱々、辛味大根が添えられているのも嬉しいです。こういう肴で美味しい酒を飲むのは最高です。

お酒の後は蕎麦で締めます。私と多陀志さんは"せいろそば"です。こちらでは国産の蕎麦の実を自家製粉されているとのこと。蕎麦は細い切りで、量は広島人の感覚からすると少なめですが、関東では蕎麦はお酒を飲んだ後の締めとか小腹が空いた時に手繰るものという位置付けで、足りなければ何枚かお代わりをすればよいし、老舗の蕎麦店はもっと少ないくらいですからね。そば汁は甘みが少なくすっきりとしていて、多陀志さんはこの汁がお気に入りとのこと。確かに美味しいと思います。

こちらは、ひとみさんが注文した温かい"山かけそば"です。こちらも美味しそうでした。

江戸っ子の心得として「そば屋と天ぷら屋には長っ尻するもんじゃねえ」ということなので、私達もほどよい加減で店を後にしました。広島はどちらかと言うと「うどん文化圏」なので、本格的な蕎麦店はまだまだ少ないですが、こういうお店が出来たのは嬉しいです。夜のみ予約で、おつまみ、天ぷら、他数品のコースを2500円で提供されるとのこと、次の機会には家内と一緒に来てみたいですね。本日はどうもご馳走さまでした。
蕎麦きり吟 広島市南区段原1-7-18 http://hawaiikona.cc/soba/