E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

お好み焼三八 移転後

昨年の12月に旧店舗が道路拡張のために立退きとなり、一時休業していた「三八」が4月に移転再開しました。新しい店は旧店舗から300mほど東側で、広島信用金庫東雲中央支店のビルの一角です。私はこの辺りはよく通るので、再開後はいつも様子を窺っていたのですが、相変わらずの行列なので中々入る機会がなかったです。今日は朝から意を決して開店直ぐの10:00半頃に訪れました。
三八の先代のご主人が2年ほど前に亡くなった後、関西でサラリーマンをしている息子さんが跡を継ぐ話があると聞いていたのですが、今日行ってみるとそれと思われる年代の男性が注文などを取っておられました。もしこの人が息子さんであるとしたら代替わりも上手くいったみたいですね。(後日確認したところ、この方は息子さんではなくて開業を目指して三八で修行中の方だったようです。現在、三八は先代ご主人の妹さんが切り盛りされているとのこと。)

この店はいつも戦場のように忙しいです。店内に入ると鉄板いっぱいに20枚くらいのお好み焼きが焼かれています。これはほとんどが持ち帰り客用に見込みで焼いているのもので、客の8割以上は持ち帰り、電話で次々と注文が入っています。店で食べると言うと、皿でもいいかと聞かれたので、私が鉄板は無理かな?と聞くと、ちょっと待ってねとのこと。鉄板の右隅に1人分だけスペースがあって、その席が空くまで待たないといけません。先客が食べ終わってから私の番になりました。朝10時台でもこんな調子ですから、お昼の混雑時にこの店の鉄板で食べることはほぼ不可能ですね(笑)。


この店のお好み焼きの魅力はみみっちくないことでしょうか。キャベツもそばも天かすも普通の店よりたっぷりで、二黄卵に無料のネギかけ、とにかく材料をケチらずに気前よく使ってくれるところが良いですね。味の特徴は仕上げにガーリックパウダーをかけることです。この点は私はちょっと異論があって、三八の弟子筋に当る「のうみ」に行った時には女将さんにガーリック抜きとか控えめにとかお願いするのですが、さすがに戦場のような三八ではそういう細かい注文はできません(笑)。今日はガーリックがたっぷり効いたお好み焼きを食べましたが、この味が皆に支持されている訳ですから、それで良いのでしょう。
お好み焼三八 広島市南区東雲本町2-9-26 (2009.4月より移転営業)