E級日記

広島在住 もんがーのE級的生活の記録です

関門海峡を跨いだ旅

ETC休日特割を利用した初めての遠出、qazさんとご一緒して北九州方面に出掛けてきました。車はqazさんが出してくれて、広島を出発してから約2時間ほどで関門大橋を越えて、一気に九州に上陸です。


今回の北九州へのミニ遠征、コースはqazさんにお任せです。まずは本場のトンコツラーメンを堪能しようと、一軒目は小倉のスポーツ公園の近くにある「ぎょらん亭本店」へ行きました。メニューは白十割(トンコツ)と二八(鶏ガラ:トンコツ=2:8)、黒(マー油入り)、赤(辛味)などがありますが、ここはトンコツスープをじっくりと味わいたいので白十割を注文しました。出てきたラーメンは、少しとろみがあって臭みはないのに濃厚な豚の旨味が凝縮したようなスープですね。麺は中細のストレートで固めの茹で加減がちょうどいいです。具のチャーシューは皮付き、他にキクラゲと青ネギです。いや〜旨いなあ。これで500円ですからね、いきなり九州ラーメンの実力を思い知らされた感じです。


ぎょらん亭 北九州市小倉北区三郎丸3-6-29

二軒目は八幡の住宅街にある「らーめん工房龍(りゅう)」へ。少し分かり難い場所にあるのですが、店の前に10台分ある駐車場には他県ナンバーの車もちらほらと、、かなり人気の店だそうです。お店はまだ若い店主と女性数名で切り盛りされています。ここは元々久留米ラーメンを名乗っているそうですが、確かにスープは少し茶濁がかっていてマイルド、麺も博多よりちょっと太め、、こういうところが博多と久留米の違いなのでしょうか。スープはやはり美味しいです。ラーメンは520円ですが、チャーシュが3枚入っていてお得感があります。これは人気があるはずですね。


らーめん工房龍 北九州市八幡西区三ケ森2-3-28

今回訪れた二軒は、qazさんが事前に念入りに調べて選んだだけあって、どちらも美味しいラーメンでした。いや〜九州のトンコツラーメンはホントに実力があるというか、やっぱり凄いですね。


三軒目は私のリクエストで、小倉といえばこれでしょう、、やはり"焼うどん"です。小倉は焼きうどん発祥の地と名乗っていますが、「だるま堂」という店がその元祖だとか。小倉駅前の繁華街の中に鳥町食堂街という横丁があって、だるま堂はその中にありました。店内はカウンターのみで6席ほど。白髪で腰の曲がったお婆ちゃん主人が一人で切り盛りされています。調理場には小さな鉄板があって、主人はその上に屈みこむようにして焼うどんを調理していました。お客さんへの応対はぶっきらぼうで、ちょっとへんくうな感じですね。
店内にはお品書きも何も貼ってないので、メニューも値段も分からないのですが、事前調べで"焼うどん"と"天まど"の2種類しかないと知っていたので、qazさんが"焼うどん"、私が"天まど"を注文しました。この店のうどんは乾麺を茹でて使っているそうです。具は豚肉、キャベツ、タマネギ、、くらい。ウスターソースの味付けです。量が少なくて食事というよりおやつといった感じです。これが終戦直後から変わらないこの店のスタイルなのでしょう。


私が注文した"天まど"は、小麦粉を水で溶いた生地を薄く焼いてその上に焼うどんをのせ、中心に窪みを作って卵を落とします。全体をひっくり返して卵が半熟の状態になるよう少し焼いて完成です。黄身をうどんにからめて食べると良いようです。"天まど"というネーミングの由来は、天窓から月を見るような様子がその語源となっているのだそうです。支払いの時(ネットで調べたときは確か490円だったので)500円玉を置くと、主人に「あと10円!」と怒られてしまいました(笑)。私が見た情報が古かったようですね。

この店の焼うどんは素朴な味というか、現在では粗末な味とも言えますが(笑)、、店の雰囲気も含めてやはり歴史を感じますね。こういう店を訪ねるのが食べ歩きの醍醐味ではないかな。
だるま堂 北九州市小倉北区魚町1-4-17 鳥町食堂街


三軒食べ歩いてお腹はもう一杯なので、腹ごなしに小倉市内にある旦過市場を見に行きました。広島駅前の愛友市場を4〜5倍にしたスケールで、メイン通りの他にも入り組んだわき道があって色んな店が軒を並べています。九州という土地柄か韓国食材の店やホルモン肉、鯨肉などを扱う店が目につきました。ただ、日曜日の午後ということで開いている店は疎ら、ちょっと残念ですね。ここには是非一度、平日の午前中とかに訪れてみたいものです。


取り敢えずこれで小倉を後にして、門司港レトロを少し眺めてから、関門国道トンネルを通って下関に移動しました。

関門国道トンネルを通るのはホントに久しぶりですが、車で通り抜けるのに2分とかかりませんでした。最近は高速道路のトンネルに慣れているせいか、関門トンネルがこんなに短かかったとは、、意外でしたね。


下関側から改めて関門海峡を望みます。この狭い海峡を挟んで往古から北九州と下関はほぼ一体の経済圏だったのでしょう。源平の合戦や幕末の馬関戦争、高杉晋作の小倉攻めなども思い起こしながら、海を眺めました。

意外なことに私は唐戸市場に来たのは初めてです。施設が整っていて観光客には親しみやすい市場ですね。午後3時を過ぎていたので終わっている店も多いのですが、その代わり最後の安売りをしている店もあります。私たちは3パック千円になっていたお寿司と鯨の竜田揚げを買い込んで、芝生のに座ってぱくつきました。いや〜今日はよく食べたなあ。帰り際にフグを安売りで押し付けられたので買ってしまいましたが(笑)、これは帰ってからのお楽しみです。


唐戸市場 山口県下関市唐戸町5-50

本日の北九州・下関の旅、楽しかったですねえ。qazさんありがとうございました。この方面にはまだまだ面白いところがありそうなので、ETC特割がきく間にまた訪れたいものです。