E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

ラーな集い(二日目) 山口編

なごやんさんの来広二日目、本日は山口県東部へ遠征です。参加者はなごやんさんの他に地元から3名(Qさん、Nさん、私)。10:00に五日市駅に集合して、車はQさんが出してくれました。

■彩龍 まず目指すのは周東町の彩龍。11:30到着ですが、既に店の周囲は駐車する客の車で溢れていました。この頃は益々人気が増しているようです。

ご主人は鍋振りが原因で手首の腱鞘炎になり、チャーハンの提供を一時中止していたのですが、今日は店内に「半チャーハンのみ作らせて頂きます」という貼り紙が出ていたので、私は半チャーハン・セットを注文しました。出てきたラーメン、奇麗に乳化した白濁のスープです。今日のスープは少しライトな仕上がりですがこれはブレの範囲、臭みのない美味しいスープでした。チャーハンの方は「これで半チャー!?」というくらいのボリュームですね。十分単品の分量があります。パラリとした炒め方で味加減も丁度良いです。皆で少しずつ分けて食べましたが、他の人にも好評でした。

こんな場所で営業が成り立つのか?と心配になるようなロケーションですが、旨いラーメンを出していれば客は付いてくるものです。なごやんさんも、しきりと感心していました。いや〜ここは本当に超穴場としてお薦めできる店ですね。


■麺屋アジト 2軒目は田布施町のアジトです。ここはなごやんさんは既訪ですが、前回とても良かったので別メニューも食べたいということで再訪となりました。

注文は醤油ラーメン、スープを一口すすって、、うん?何か味が変わったような?香味油に唐辛子の断片が見えますが、これはつけ麺に使う油を入れたのか?醤油ダレもかなり味が変わったように感じます。う〜ん、色々と試しているのだと思いますが、今日の味は私は好きではないですね。Qさんが注文した塩のスープを少し頂きましたが、こちらはいつも通りのアジトの美味しいスープでした。

しかし、前回のぬるいスープに続いて今回の醤油、、このところ私はアジトとちょっと相性が悪いようです(笑)。なごやんさんは醤油に続いてつけ麺を注文、侍との麺のコラボは終ったようですね。しかし、麺量はかなりあります。さすがのなごやんさんも苦しそうでしたが、私はもう歳なのでお手伝いできなくて申し訳ない。こういう時にあのTさんが居てくれたら、、


■下松牛骨ラーメン 場所を移動して、下松で地元の牛骨ラーメン2軒です。
下松に牛骨ラーメンという隠れた地ラーメンがあります。今日行ったのはそのうちから紅蘭、北斗亭の2軒です。まず最初に牛骨発祥の店と言われる紅蘭。私とQさんはここは既訪なので、パスしてお腹を温存しました(笑)。店の前で待っていると、午後3時過ぎだというのにお客さんは引きも切らずコンスタントに2人・3人と入って行きます。さすがは老舗の風格ですね。2軒目の北斗亭は全員が入店。こちらのほうが古い時代の紅欄の味を守っていると言われていますので、興味深々です。
 
出てきたラーメン、一口スープをすすると、、うぁ〜甘い。牛の旨みと混ざって、まさに"すき焼き"の風味!です(笑)。紅蘭もスープは甘いですが、甘露醤油を使っているのかな?牛脂の甘さかな?という程度。北斗亭のは、はっきりと砂糖甘い感じです。う〜ん、確かにこちらのほうが本来の古い味なのだろう、、と納得しました。これから考えると先日訪ねた柳井の晋之承なんかは、牛骨といっても完全に今風のアレンジですね。いや〜下松の牛骨ラーメン、、これは面白いです。珍しい地ラーメンとして十分吹聴する価値があるのではないでしょうか。


本日の山口県東部の旅、、ラーの途中には腹ごなしのインターバルを兼ねて、何箇所か観光地にも立ち寄りました。笠戸島の海岸を散策したり、いろり山賊を観たり。今日も楽しい一日でしたね。
 

この二日間、なごやんさんを始めとしてラーな人たちと一緒に充実した時間を持つことができました。いや〜楽しかった。皆さんありがとうございました。