今日は完全休養日、久々に遠出がしたかったので、ただしさんと一緒に山口に出掛けました。
とりあえず目標は柳井市、、柳井津は古くから瀬戸内交易の港町として賑っていたのだそうです。現在も旧市街に東西約200mにわたって白壁の家並みが残っています。その白壁通りを歩くと金魚の形の提灯が目に付きますね、これは柳井の夏の名物だそうです。
もう一つの名物は甘露醤油、白壁通りの外れに昔ながらの醤油蔵があったのでちょっと見学しました。大きな木製の樽にもろみが仕込んであって、ぷくぷくと泡が浮いてきます。蔵全体に麹の臭いが染み付いている感じですね。柳井の甘露醤油は再仕込醤油とも呼ばれ、もろみをつくる仕込みの工程で食塩水のかわりに加熱しない醤油を使うのが特徴なのだそうです。刺身や焼魚などに良い"かけ醤油"だということなので、お土産に甘露醤油の小瓶を1本購入しました。今度使ってみようと思います。
■長州らうめん晋之承
ドライブの目的は歴史散策だけではなくて、もちろんラーメンも食べました（笑）。1軒目はJR柳井駅の南側にある「晋之承」です。ここはスープに牛骨を使っているとのこと。モダンな造りの店舗です。牛骨ラーメンといえば下松の隠れた地ラーメンですが、こういう店で食べられるというのは不思議ですね。
出てきた"らうめん（並）"、トロリとした甘味のあるスープが中々美味しいです、固めのストレート細麺があいますね。モヤシの量は控えめですが私はもう少し多くてもいいですね。全体的にはとても美味しいラーメンでした。下松の牛骨ラーメンがこういう洗練された形で出てきたのは良いのではないでしょうか。
長州らうめん晋之承 山口県柳井市南町2丁目883
■麺屋アジト
ここまで来たのですから、やはりこの店に寄らないわけにはいきません。2軒目は柳井市の隣、田布施町にある「麺屋アジト」へ。
私は"特支那そば"を注文しました。出てきたラーメンのスープを一口すすると、、あれ？ぬるい！。店に入ったのが15:00頃、アイドルタイムだったのでスープの火を落としていたのか？これはいただけません。ただしさんが注文した"つけ麺"も少し貰いました。「侍」の自家製麺がプリプリとして、つけ汁も酸味･辛味が丁度良くて中々美味しいです。つけ麺の汁は熱々でなくてよいと思いますが、ラーメンのほうはいかがなものか？いつもハイレベルな店ですし、広島に移転してくるという噂もあって期待しているのですけれど、今日はちょっとおかしかったですね。
麺屋アジト 山口県熊毛郡田布施町下田布施710-3（2009.03 閉店）
