E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

青春18切符の旅


HAMANさんから「青春18切符が2回分残っているので何処かに行きませんか?」という有難いお誘いがありました。私の歳で青春18?・・とかは全く考えもせず、即決断。以前から行ってみたいと言っていた岡山へ、ラーメンとドミグラカツ丼を食べる旅を決行することになりました。
朝7時過ぎに向洋駅を出発する電車で出発し岡山駅に10時前に着。所要時間は約3時間、思ったより早かったです。
まずは、岡山ラーメンのルーツのひとつと言われる「浅月」に向かいます。この店は10:30開店、岡山駅裏側の古びた商店街の横道にありました。同じ通りの向かい側は、これももうひとつのルーツと言われる冨士屋があります。この界隈は岡山ラーメン発祥の地ですね。ただ今日はこの後の予定も考慮して、残念ながら冨士屋はパスしました。浅月はトンコツ・鶏ガラの濁ったスープ、濃い目の醤油味、少しもろ味醤油のような甘味を感じました。広島のトンコツ醤油ラーメンとも、ちょっと違いますね。
 
浅月 岡山市奉還町2-5-25
駅の表側に戻って桃太郎大通りをお城のほうに歩いて10分ほど。次の目標は「天神そば」です。この店は全国的に有名な岡山のカリスマ店ですね。土日休みという旅行者には行き難い店ですが、今日は祝日の月曜日なので開いていました。11:15頃には到着したのですが、既に店内は満員で表に数人の待ち行列。この店は注文をお品書きの番号で言います。まずはデフォルトの1番を注文。ここは鶏ガラがメインのスープで表面には鶏油がかなり浮いています。確かに中々旨いです。店内はラーメン求道者の集まりという感じで、いかにもカリスマ店という雰囲気でした。
 
天神そば 岡山市天神町1-19
しかし、岡山のラーメンの麺の量は広島より若干多めですね。この時点でかなり満腹状態になりましたが・・挫けずに次の目標、岡山のドミグラカツ丼の名店を目指します。その店は「味司野村」。何でも岡山で最初にドミグラカツ丼を出した店だそうです。店構えは上品な和食の店のような佇まい。ドミグラカツ丼というのは「ドミグラスソースが掛かったカツ丼」です。カツの下には茹でたキャベツが敷いてあります。これは舌がしびれるほど旨い!本日食べた物の中では最高です。岡山県〜兵庫県西部にかけてドミグラカツ丼地帯があるようで、これは要チェックですね。
 
味司野村 岡山市平和町1-10
ここまで食べたところで完全に一時ギブアップ。まだお昼過ぎです。HAMANさんに聞くと讃岐は岡山から40分程度とのこと。私はまだ電車で瀬戸大橋を渡ったことがないので、行きがけの駄賃に青春18切符を活かして一気に讃岐まで行ってしまえ〜ということになりました。

マリンライナーで坂出着が13時過ぎ、そこから徒歩で行ける店として「長楽製麺所」を選択して歩きました。長楽に着いたのは14時前でしたが、丁度店じまいをされているところで何とかセーフ。際どいタイミングでした。うどんは(もう最後で茹でおきであったことを割り引いて)十分美味しかったです。
 
長楽製麺所 香川県綾歌郡宇多津町2900−1
その後、更に徒歩で宇多津町の「おか泉」へ。ここは以前から訪れてみたかった店です。14時半頃という時間帯なのに10人程度の待ち行列ができていました。ここでは名物の「ひや天おろし」を注文。いや〜ここのうどんは文句なく凄い。見た目からして透き通るように綺麗です。コシ・滑らかさも申し分なし。私にとっては今まで食べた讃岐のうどんの中で一二という感じです。しかし、海老天がでかいな・・普段であれば嬉しいところですが、今日は辛い・・。
 
おか泉 香川県綾歌郡宇多津町浜八番丁128-10
おか泉を最後に、本日の食べ歩きは終わり。向洋着は20時頃でした。こんなに食べたのはここ数年では最高ですね。特に印象深かったのは、ドミグラカツ丼とおか泉ですが、他の店も良かった。またちょくちょく青春18切符で・・は行けないだろうな(笑)。