E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

笠岡ミニラー

新車プリウスの試乗会を兼ねて、備後・笠岡方面へミニラーに出掛けました。参加者は広島市内からN吉さん、C葉さん、私。福山から参加のNちゃんさんの4名です。プリウスのハイブリッド機能については皆さん興味深々の様子、、どのくらいの燃費性能が出るのか確かめようというところです。


広島から出発の3人が福山市内でNuさんと合流して、まずは笠岡へ向かいました。笠岡ラーメンというのは、笠岡地域限定の地ラーメンです。スープは鶏ベースの醤油味。麺は細め、やや縮れ。具は煮鶏と青ネギ、メンマが基本。チャーシューの替わりに煮鶏肉が使われます。元々は「斉藤」という店が発祥だそうですが、ここは既に閉店。しかし、その流れをくむ「坂本」は健在で、現在は笠岡周辺に同系統のラーメンを出す店が複数あります。
まずは、その「坂本」です。この店は10:00から営業していて、私達は11:00前に到着しました。店に入ると既に客がたくさん入っています。朝からラーメンというところが、いかにも地ラーメンらしくて良いですね。注文は中華そば(並)500円、お汁が零れるほど入っています。スープを啜ると鶏ガラのダシが出ていて美味しいですね。期待していた通りのイメージのラーメンでした。最近は味が落ちたという評価もあるようですが、お店の雰囲気とその歴史から言っても、やはり笠岡ラーメンを代表する店といって良いと思います。満足して店を出たのですが、ここは麺の量が多かった。並なのに180-200gくらいありそうです。一回の食事としてはこのボリュームで良いのですが、連食を考えていた私達にはこれが意外と効いて、その後の予定がくるってしまいました。


■坂本 岡山県笠岡市笠岡2698


坂本のラーメンがかなり効いてしまったので、ちょっと時間を置こうと、市内にあるカブトガニ博物館に立ち寄ったりした後で、神島にある「みやま」に向かいました。今日は良い天気で絶好のドライブ日和でしたね。

「みやま」は神島大橋を渡ってすぐの所にあります。一見してバッラクのような造りですが、店の周囲にはたくさんの車、バイクが停まっています。今日は良い天気だったので、私達は店の外のシート屋根のベランダに座りました。ここのラーメンは濃い醤油味の魚介系和風ダシのスープ、背脂ミンチ、平打ち麺。笠岡系ではなくて尾道ラーメンに近いのですが、中々旨いです。ロケーションも面白くて、ここは笠岡では一度は訪ねてみる価値がありますね。


■みやま 岡山県笠岡市神島3856-2

2杯食べて、、既に満腹気味です。他にも「おっつあん」「一久」「とんぺい」等色々と食べたい店はあるのですが、それは次の機会にして、これで笠岡を離れることにしました。

備後府中 お好み焼き

笠岡から車で1時間余り、井原−神辺経由で府中市に移動しました。ここではお好み焼きを食べようという魂胆です。府中にはユニークなお好み焼きがあるのですが、ここ古川食堂はその中でも一番の老舗ですね。

府中のお好み焼きの特徴は、豚三枚肉の代わりに豚ミンチ肉を使うことです。古川のお好み焼きは楕円形で、皮の上に魚粉、キャベツ(モヤシは入りません)、天かす、そばを置いてその上にミンチ肉を振りかけます。ひっくり返して焼くと、そばをラードで焼いたような按配になって、これが美味しさの秘密のようですね。玉子を焼き付けて出来上がり、1枚450円です。ボリュームは広島市内のより少なめで、おやつ感覚で食べられます。最近はこの"府中焼き"が有名になって、広島市内にも府中風のお好み焼を出す店が出来たとのこと。今度行ってみたいと思います。


私達がお好み焼の写真を撮っていたら女将さんが話しかけてこられて、少し話を伺いました。そうこうしていたら、「遠くから来てくれたので、これはサービス」と言って、この店のもうひとつの名物であるオデンを頂きました。これは50年間継ぎ足し継ぎ足ししたダシ汁で炊いているのだそうです。色が濃くてしょっぱそうに見えますが、実際には丁度良い味加減で、何とも言えず美味しかったです。女将さん、ご馳走さまでした。


古川食堂 広島県府中市府中町898-1


その後は福山に戻って買い物など。今日はホント楽しかったです。さてさてプリウスの燃費のほうですが、、本日一日の平均は23.4Km/Lでした。これはかなり悪い成績です。高速道路ではプリウスの特長が活かせないし、市街地でも皆さんとの会話が楽しくて運転がいい加減になってしまっていたようです(笑)。家内は通勤で30Km/Lを出したと言っていますので、私もこれから頑張らなくてはいけませんね。